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湯シャンで薄毛になる?
湯シャンというのは、方法さえ間違えなければ薄毛になるという事態も起こりにくいですが、向いていない方がいるのも事実です。 湯シャンで薄毛になる主な原因は、皮脂の洗い残しです。 皮脂が残ると頭皮がベタついたり痒みが起きたり臭いも気になります。 その状態が長く続くと、やがて皮脂が毛穴を詰まらせてしまい、抜け毛や薄毛の原因になります。 ですので、元々脂性肌の方や、シャンプーではないと落ちない整髪料を使っている方にも向きません。
湯シャンの効果
正しい湯シャンを行うことによって、頭皮や髪に良い効果を与える人もいます。 湯シャンの効果としては、
乾燥によるフケや痒みを抑える
洗浄力の強いシャンプーで頭皮が乾燥することを避けることができます。
皮脂の過剰分泌を防ぐ
洗顔でも洗いすぎると皮脂の過剰分泌が起こると言われていますが、それと同じように、洗浄力の強いシャンプーというのは頭皮を乾燥させます。すると、肌が乾燥を補おうとして皮脂の分泌を促します。 湯シャンでは、皮脂をとりすぎてしまう心配がありません。
湿疹や痒みの軽減
シャンプーの洗浄成分が原因で起こる湿疹や痒みが軽減されます。
頭皮環境が整う
上記であげた頭皮トラブルが軽減される事で、自然と頭皮環境が整っていきます。 頭皮環境が整うことで、抜け毛や薄毛の予防に繋がります。
湯シャンの正しい方法
1,湯シャン前の準備
まずシャンプー前にしっかりとブラッシングを行って汚れを浮かせます。
髪の絡まりを防ぐ効果もあります。
2,湯シャン方法
お湯の温度は38~40度
3分程かけてじっくりとお湯を十分に地肌にまで浸透させながら洗ってください。 指の腹で程よい力を加えながら頭皮全体をゆっくりとマッサージするように洗いましょう。 力強くゴシゴシ洗うのは、頭皮が傷ついてしまうのでNGです。
3,ドライヤーで十分に乾かす
髪が濡れたままの放置は雑菌の温床になってしまいますので、根元からしっかりと乾かしましょう。 半渇きの状態が続くと熱も奪われてしまいますので血行不良の元にもなります。
まとめ
湯シャンは特に、アトピー体質や乾燥肌の方、頭皮トラブルを多く抱えている方に向いていると言われています。 挑戦してみようという方は、ある日突然シャンプーをやめて湯シャンするのではなく、週に2~3回からスタートしてよ良いです。 無理なく少しづつストレスなく実行し、その間に湯シャンの合う合わないを判断するのも良いでしょう。