AGA治療をやめたらすぐに抜け毛が増えるのか?

AGAとは?

AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの影響によって進行する脱毛症の一種です。 主に額の生え際や頭頂部の髪が徐々に薄くなるのが特徴で、進行性であるため放置すると脱毛が進んでいきます。 AGAは自然に回復することはなく、進行を遅らせたり改善したりするためには適切な治療が必要です。

AGA治療の主な方法

AGA治療には以下のような方法があります。

分類 治療法 説明
内服薬 フィナステリド(プロペシア) 5αリダクターゼという酵素を阻害し、脱毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する。
デュタステリド(ザガーロ) フィナステリドよりも強力にDHTの生成を抑える。
ミノキシジル(タブレット) 血流を促進し、毛根に栄養を届けることで発毛を促進する。
外用薬 ミノキシジル(リアップなど) 頭皮に塗ることで血管を拡張し、毛母細胞を活性化させる。
その他の治療 HARG(ハーグ)療法 成長因子を頭皮に注入し、毛母細胞を刺激する。
植毛 自身の毛を薄毛部分に移植する。
LEDやレーザー治療 頭皮の血流を改善し、毛母細胞を活性化させる。

AGA治療をやめるとどうなるのか?

AGA治療をやめた場合、髪の状態はどう変化するのでしょうか?主な影響を解説します。

項目 説明
DHTの影響が再び強まる フィナステリドやデュタステリドを服用していた場合、これらをやめるとDHTの生成が再開されます。DHTはAGAの進行を促すホルモンであるため、再び毛根がダメージを受け、脱毛が進行します。
抜け毛が増えるまでの期間 AGA治療をやめた直後に抜け毛が急増するわけではありません。しかし、3か月~6か月後には徐々に抜け毛が増え始め、最終的には治療前の状態に戻ることがほとんどです。これは、毛周期のサイクルが影響しているためです。
「リバウンド現象」による抜け毛 AGA治療をやめると、一時的にリバウンドのような形で急激に抜け毛が増えることがあります。これは、今まで維持されていた髪がDHTの影響を受けてしまい、休止期に入ってしまうためです。
ミノキシジルの使用をやめた場合 ミノキシジルは毛細血管を広げ、発毛を促進する効果があります。しかし、使用をやめると毛細血管の拡張効果がなくなり、ミノキシジルによって成長していた髪が徐々に抜け落ちていきます。そのため、やめた数か月後から髪が細くなり、最終的に治療前の状態に戻ってしまうことが多いです。

AGA治療をやめても影響を抑える方法

AGA治療を完全にやめてしまうと、ほとんどの場合、脱毛が進行してしまいます。しかし、影響を最小限に抑える方法もあります。

対策 説明
急にやめずに徐々に減薬する いきなり治療をやめるのではなく、少しずつ服用頻度を減らすことでリバウンド現象を和らげることができます。例えば、毎日飲んでいたフィナステリドを2日に1回、3日に1回と間隔を空けるようにすることで、急激な変化を防げます。
生活習慣を見直す 睡眠不足や栄養不足はAGAを悪化させる原因になります。
・バランスの良い食事(タンパク質・ビタミンB群・亜鉛を摂取)
・適度な運動
・ストレス管理(ストレスは男性ホルモンバランスを崩し、DHTの増加を促進)
・禁煙・節酒
育毛剤やサプリメントを活用する ミノキシジルをやめる場合は、補助的に育毛剤やサプリメント(亜鉛やビタミンB群)を活用することで、髪の健康を維持しやすくなります。
AGAの進行状況を定期的にチェック AGAの進行は個人差が大きいため、医師と相談しながら治療の中止や継続を検討するのがベストです。

まとめ

AGA治療をやめると、すぐには抜け毛は増えませんが、3~6か月後には再び脱毛が進行することが多いです。 特に、DHTの影響が戻ってくるため、AGAの進行が再開され、治療をしていないと以前の状態に戻ってしまいます。 ただし、急激なリバウンドを避けるためには、減薬や生活習慣の改善、サプリメントの活用などが有効です。 AGAは進行性の疾患であり、一度進行してしまうと治療しない限り元に戻ることは難しいため、治療の継続が推奨されます。 AGA治療をやめる前に、必ず医師と相談し、計画的に進めることが大切です。

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